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良いコンサルと悪いコンサルの見分け方

経営コンサルタントの導入を決めたら、コンサルタントを選ぶことが必要です。ここでは、良いコンサルタントと悪いコンサルタントの見分け方について考えていきます。

良いコンサルタントの定義

良いコンサルタントは、自分の仕事に誇りを持っています。そのため、成功報酬にこだわりを持ちます。また、コンサルタントとしてクライアントを重視し、相手の話をよく聞くことを大切にします。そして、能力も人柄も優れている経営コンサルならば、経営課題を調査・分析する手法も丁寧で、その課題へのプロセスにも伴走的に支援してくれるでしょう。

良いコンサルタントは、実績も豊富です。そのため、様々な人脈もあり、自分の専門外であれば無理に一人で解決しようとはせず、適切な専門家を紹介してくれます。

このように、良い経営コンサルタントは、人柄も能力も十分であり、成果を出すことにこだわり、伴走的に企業を支援してくれる人と考えることができるでしょう。

悪いコンサルタントの定義

悪いコンサルタントは、評論家のように悪い点ばかりをあげ、自分以外を見下す傾向にあります。また、経営課題に対する解決方法が現実的ではなく、分析も定量的ではありません。それは、評判が良くないため、現場経験が少なく、自信ありげに理論だけを話す傾向にもあります。そして、数字にも弱く根拠を示すのに説得力もありません。

コンサルタントは自分の仕事に対して報酬を経ることにこだわりがありますが、自分のコンサルが成功しないことをクライアント企業の責任に転嫁するため、成功報酬を謳うことができないことも特徴の1つです。

このように、悪いコンサルタントは、自分だけが正しいと勘違いし、責任転嫁の傾向にあり、成功経験が少ないため、成功報酬で仕事をしない人といえるでしょう。

良いコンサルタントに出会うには?

良いコンサルタントは、中小企業診断士やMBA所有者などの有資格者というよりは、実績がある人ともいえます。資格だけを強調して経験が少ないコンサルタントは、経営課題の解決には不向きです。また、ヒアリングを続けていくとそのコンサルタントの人柄も見えてくるでしょう。良いコンサルタントは謙虚で、自身を飾りすぎることはありません。

経営コンサルタントとしてどのくらいのキャリアがあるのかを確認し、得意分野や業界をヒアリングし、実績のある経営コンサルタントに依頼するとよいでしょう。そのとき、経営課題の解決の内容と期間を確認し、成功報酬を取ることができるかも確認してみましょう。

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